大阪家庭薬協会とはABOUT US
会長あいさつ
昨今の国民生活に於いて、「人生100年時代」「健康寿命の延伸」と言う言葉が広く言われており、この表現が示唆する通り我が国の平均寿命は男性81歳、女性87歳と世界的に見ても超長寿社会を迎えつつあります。
その様な中、自分自身の健康には自ら責任を持ち、病気ではない軽度な体調不良(未病領域)は自身で手当てを行うという「セルフメディケーション」が着目され世の中での社会的価値が認められてきております。大阪家庭薬協会加盟各社は、この活動に支援させて頂く為長年多くの方々にご愛飲頂いてきた伝統的家庭薬や新たな家庭薬を日々研究開発、生産、ご提供を行い、広く国民の皆様の健康に、又健康寿命の延伸に貢献していく所存であります。更に最近では広く海外の皆様からも信頼を受ける日本の一般用医薬品としての供給活動にも邁進して参ります。
又、このような活動に係われる行政当局、厚生労働省や、関係団体である日本製薬団体連合会をはじめ日本一般用医薬品連合会、日本家庭薬協会との連絡を密にし日々の活動を新たなものとして迅速に進めていく所存でもあります。
ご家庭での常備薬として末永くご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
大阪家庭薬協会会長 坂上 隆彦
協会の生い立ち
大阪家庭薬協会は、昭和20年11月28日に大阪府内に本社または工場等の営業拠点を持つ家庭薬メーカー34社の親睦団体として創立されました。設立当初は「大阪府家庭薬組合」と称し、田邊製薬株式会社の田邊五兵衛さんが初代理事長に選ばれました。その後、昭和25年2月に「大阪家庭薬協会」と名称が変更され今日に至っています。今では大阪府内だけでなく、関西近辺あるいは東京、名古屋、九州に本社がある家庭薬メーカーも加盟しており、事業内容も親睦団体から会員相互にテーマを決めて共同研究をする団体へと変化しております。詳しくは各会員の紹介ページをご覧下さい。
「家庭薬」とは
家庭薬は、病院等でお医者さんから処方される薬ではありません。薬局等で皆様が直接購入することができ、大衆薬あるいは一般用医薬品とも呼ばれています。また、家庭薬の中には伝統薬と呼ばれる薬がありますが、これは、明治あるいはそれ以前から代々受け継がれた処方と製法で作られてきた薬で、お祖父さんやお祖母さんが子供の頃から各家庭で常備薬として使われていたものです。これだけ医学の発達した時代となった今もなお大衆の根強い支持を受けており、日本の文化と位置づけている人もあります。
大阪家庭薬協会役員一覧
令和4年度大阪家庭薬協会役員(敬称略)2023年2月付
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